
Contents
コンテンツ
➊マフラーの歴史
CB750FOUR 純正マフラ ーの歴史
CB750FOURはなぜ4本出しマフラーを採用しているのでしょうか?

当時のホンダGPマシンと同様の、4気筒・4キャブ・4マフラーの設計に基づき、4本出しマフラーは世界グランプリレースで培われた多気筒技術を想起させるため、そして一目で4気筒であることが分かるように採用されたと言われています。
➋無番マフラーについて
純正4本出しマフラーの歴史
純正マフラーと言ってもナナハンの純正マフラーには歴史があります。まずはK0初期に装着されていた通称「無番」と呼ばれている、部品番号が振られていない時代のマフラーから始まります。

しかし各部品に部品番号を振らないといけなくなり、その際に「HM300」と刻印の入ったマフラーになりました。HM300は3の数字が角ばっている通称「角3」と呼ばれるマフラーに始まり、その後、3の数字が丸い通称「丸3」と呼ばれるマフラーへと変わっていきます。

角3

丸3
HM300はK0~K1まで採用されました。後に補修部品としてHM300は再び生産されており、そのマフラーには「USA CANADA CAUTION」と記載があるため通称「カナダコーション」と呼ばれています。

カナダコーションの注意書き
K2以降から、マフラーは「HM341」へと変わっていきました。HM341は騒音対策の為、HM300と違いディフューザーパイプが蓋だけになっています。
HM300のディフューザーパイプ
HM341のディフューザーパイプ
このように、純正マフラーだけでもいくつかの種類がありますが闇矢屋では「無番」マフラーを復刻し販売しております。
無番マフラーの種類
無番マフラーには、初期型と後期型の2種類があります。初期型は ※1レンコンのように無数の穴が開いたバッフルが装着されているので、通称”レンコンマフラー”と呼ばれるようになりました。後期型はHM300と比べてバッフルの芯が太かったので、通称”太芯マフラー”